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甲州東郡七福神巡り

甲 州 東 郡 七 福 神 縁 起

七福神は福徳をもたらす七人の福神信仰に由来するもので恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋尊をいいます。「仁王経」に「七福即生、七難即滅」とあることから由来するものといいます。これらの七福神を参詣してまわりますと開運招福、諸願成就がもたらされます。江戸時代にはお正月行事として行われましたが、現在では一年中暇をみて参拝する善男善女が多くなりました。
甲州の鎌倉といわれている東郡は文化財と武田氏の史跡が多いところです。また、桃、ぶどう、柿など全国に有名な果実地帯に囲まれた七福神を是非、巡拝していただきたいと思います。

甲州東郡七福神巡りについて

甲州市・山梨市の2市にまたがる東郡の七福神巡りは真言宗智山派の7ヶ寺を巡る霊場です。
参詣の証として上記色紙に各霊場ごとの御朱印を頂き、開運招福、諸願成就のおご利益を受けてください。
参詣順は皆様の都合で、どちらから寺院から巡っても結構です。
但し、七福神巡りは参詣が主な目的となります。近頃スタンプラリーのように御朱印集めに没頭し、各神仏にお参りする事を疎かにしている様子も目立ちます。各霊場ではお参りを済ませてから御朱印をいただくようお願い申し上げます。
なお、当霊場は徒歩で巡る事は困難です。
マイカーやタクシーなどをご利用ください。
近年は自転車で巡られる方も増えてきたようにも思えますが、いずれにしても自身の状態にあった方法で参詣される事をお勧めします。
当山は高地にあるため正月中は降雪もよくあります。

お腹をなでると福を呼び、背中をなでると財を呼ぶ! 

↑こちらは「なでみろく布袋尊」です。

本堂内の秘仏「みろく布袋尊」は、正月中は勿論、寺が空いている時のみ参拝する事が出来ます。

みろく布袋尊
江戸時代に焼失した末寺の常聖寺の本尊が弥勒菩薩であったご縁で
当山は七福神の中でみろく布袋尊を祀っております。
布袋尊は七福神の中で唯一実在した中国の禅僧であり、吉凶や天候などを占ったことから、仏教の弥勒菩薩の化身とも言われています。
中国では今でも日本で言う布袋尊の姿を弥勒菩薩と呼んでいる地域もあるほど、神格化された存在であり、不良長寿・無病息災・開運・良縁・子宝・夫婦円満・金運のご利益があるとされ、多くの寺院で弥勒として祀られています。
日本ではその肥満体は広い度量や円満な人格、富貴繁栄を象徴するものと考えられ、所持品である袋は「堪忍袋」とされています。
当山のみろく布袋尊も
大きなお腹、肩には大きな袋を担いで、その愛らしい笑顔、正に人々に至福を与えるその姿で出迎えてくれます。
本堂前の石像は「なでみろく布袋尊」としてお腹をなでると福を呼び、背中の袋をなでると財を呼ぶとして、多くの参詣者の信仰を集めています。
お腹と袋を同時になでるその姿は、布袋さんに抱きついている姿となり、周囲の人々に至福の笑みを浮かべさせます。
 
正に布袋尊は和願愛語(愛らしい笑顔に、優しい言葉)を体現していると言えます。
和願愛語を実践すると必ず自身も報われ幸せになれますので、実生活の中で実践していきましょう。
【当山から参詣についてのお願い】
 
1…境内地内の駐車場までの道のりは果樹園地帯のため、道路に果樹の枝が出ている箇所もありますので、通行にはご注意ください。
 
2…小さな山寺故兼職が必須となり留守も多くなります。出来る限り留守番を設けますが、留守の場合にはご容赦下さい。
  
  仏様との一期一会のご縁を大事にしてご参拝いただければ幸いに存じます。合掌

© 2015 真言宗智山派大聖金剛山福蔵院降魔寺

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