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福蔵院の行事について

​福蔵院の行事の中から

檀信徒の皆様に関わりのある行事を抜粋

1月 4日   御年始廻り(お札配り)

1月16日   檀信徒御年始

4月第1日曜日 不動尊大祭(お不動さん)

7月16日   盂蘭盆会法要

9月彼岸最終日 施餓鬼会法要

12月28日頃 荒神祈祷(地区内)

12月31日  除夜の鐘(有志)

不動尊大祭(おふどうさん)

毎年4月の第1日曜日に「お不動さん」の愛称で親しまれる春祭りを実施しています。檀信徒の皆様の身体健全、家内安全等所願成就を祈願し平安時代より信仰を集める大日大聖不動明王の宝前にて護摩法要を行います。
また、お稚児行列も行われ、地域の子供達の通過儀礼として、また近年では地域外で生活されるお孫さんも、この日の為に帰省し参加されています。
堂内での加持祈祷後は、お稚児さんによってもたらされた福やご利益を地域の人へも頂いてもらうよう福餅まきを行っています。

大日大聖不動明王(市指定文化財)

平安末期に黒川金山の採取祈誓の尊像として祀られ、以来多くの民に信仰された。

身の丈2メートル41センチであり、木造の立像では県内随一である。

その迫力に見る者を圧倒し、霊験あらたかなその姿は地域の安穏を見守るには十二分である。

大正時代に現在の位置に合祀され、その際、改修工事に併せて奉納された天井画は、ほっこりとした感情を沸かせる柔らかな絵である。

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施餓鬼法要

9月の秋彼岸の最終日に施餓鬼棚を準備し、施餓鬼会を厳修しています。当日は檀徒の皆様に順次、写真の様にお焼香を供えて頂いて、ご自身のご先祖様は勿論、三界万霊を供養して頂きます。

 

当山の施餓鬼会は、寺伝によれば、明治時代の大水害により、命を落とされた水難横死者の為に行った川施餓鬼(水難事故等に行われる供養方法)が由来とされています。

その際、災害に遭った地域、災害を間逃れた地域とに分かれ、後者の地域が川施餓鬼を行った事から、その後の施餓鬼会への参加の地域が決まっているとの事だが・・・諸説あります。

施餓鬼棚の中心には、正徳2年(江戸時代)弘通和尚奉納による胎蔵界大日如来坐像を祀ります。

荒神祈祷

毎年12月28日の釜じめに併せて三宝荒神を地域内各戸へ錫杖一本片手にご祈祷と共にお祀りさせて頂いております。

昔はどの家も釜戸があった為、一年の無事を感謝して、釜戸の火を落として釜を新年まで閉めたそうです。その釜戸を含め、大事な台所を守って下さるのが、そうこの「三宝荒神」様なのです。通称「お荒神さん」です。「お荒神さん」は釜戸の神様であり、火の神様です。釜戸がなくなった現代社会においても、家を火から守る、火伏せの神様として、多くの地域のご家庭で祭られています。

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