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真言宗智山派

kongousan fukuzouin
甲州修験として…
時代に左右され失われつつある甲州 の霊山への登拝を続け...
当山も属している真言宗智山派山梨教区青年会により主催されている甲州百名山登拝修行
これは平成13年に数名の青年僧侶により発願され、現在に至るまでその開催回数20回、山にして25山を越え、
一般参加者を引き連れ、多い時には70人の大所帯の行である。
古くから山は神仏が宿り信仰の場であった。
我々修験者は山を仏様そのもの感じ、山へ登るとは仏様の中体内に入らせて頂くと観念する。
己を省みる。日々に感謝をする。
土、木々、植物や花、水、風、体に感じる全てのものが仏様の息吹であると感じ、自分自身を投入していく。
即ちこれが登拝修行である。そこには西洋式登山のピークハントとは違った趣がある。
山からいただく生きる力
現代社会では失われつつある、山の古道や伝承、地域の伝説や由来、出迎えてくれる祠や仏様の数々…
山を信仰し山とともに生活を送った先人達の思い…
様々な出会いという縁を結ばせていただきながら、参加者に少しでも古来より日本人が愛した山の息吹を感じていただけるよう、また僧侶として邁進せず日々精進していくための己の修行である。
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